台湾滞在準備日記

主に台湾華語の勉強メモ

温又柔「空港時光」,伊藤潔「台湾」

台湾旅行中に,日本語の上手なタクシーの運転手さんが,日本に対して驚くほど好意を示してくれた時,気後れと同時に「なんでそんなに?」と不思議に思った(北朝鮮問題も日本がきっと今スゴイ兵器を作ってて解決してくれるに違いないよワハハ,みたいなどう反応していいか困ることも言ってた).その頃から台湾関係の本をぱらぱら読んだりして,反日感情ももちろんあるんだなと知ったり.そんな流れで温又柔「空港時光」を読んで,わかったようなわからないような.もっとよく知りたいなと思わせてくれた.

 

伊藤潔「台湾」は,17世紀以降の400年間の台湾の歴史.1993年初版.通して読み切れない自信があったので,第4章,日本による領有が始まる19世紀末から読んだ.ちなみに世界史には恥ずかしいほど疎い.二二八事件も民主化の経緯も断片的にしか知らなかったので,そこかしこでショックを受けながら読み終えた.自分の無知っぷりに呆れるけど,今知れてよかった,ということにしよう.

 

台湾華語の勉強が進まないので読み物に逃げていた,わけではない.進んでないけど.